

- 医療法人せのがわの「理念」
「いつでも どこでも だれでも、扉をたたくすべての人に、あたたかい医療の手をさしのべる、明るく、あたたかい病院づくり」
- 医療法人せのがわの構成
1.瀬野川病院(精神病床325床)、2.精神障害者地域生活支援センター、3.精神科訪問看護ステーション、4.精神障害者生活支援施設、5.精神障害者福祉ホームB型、6.精神障害者グループホーム 7.精神障害者ショートステイ、8.KONUMA記念広島薬物依存研究所、9.広島県精神科救急情報センター(広島県・市から広島県精神病院協会に委託され併設)
- 広島県・市精神科救急医療センターに指定(平成18年11月)
- 精神科研修病院としての当施設の特徴
- 精神科救急医療センター(全国で4番目、民間施設では初めて)に指定され全国有数の精神科救急が行われている。
- 平成17年7月施行の「心神喪失者等医療観察法」に基づく指定通院医療機関及び鑑定入院医療機関に指定されている。
- 統合失調症・気分障害その他一般的精神障害患者を多数診療し、統合失調症治療プロジェクトを実施している。
- 措置入院の患者の比率が非常に高い。
- 多くのアルコール・薬物関連精神障害の患者の診療を行っており、アルコール依存症治療プロジェクト・チームと薬物依存症治療プロジェクト・チームを組み、それぞれに集団療法・家族教室などを実施している。
- パニック障害・摂食障害・境界型人格障害など思春期問題を有する患者が多い。
- 精神障害者社会復帰施設と精神障害者居宅生活支援事業の関連施設等を有し、せのがわACTチーム(SANS)により社会復帰プログラムを系統的に実施している。
- プライマリ・ケアのみならずさらに上級の診療能力を習得するにも十分に足る陣容の指導医師を有している。
- 内科・放射線科・脳神経外科など他科の医師も常勤しており必要な指導を受けることが出来る。

- 一般的到達目標
一般診療科において遭遇する精神と行動の障害を的確に評価し、治療するために、各種精神障害に対する基本的な理念と診断・治療の技術を習得する。 また、上級の精神科診療能力を習得するための基礎能力を養う。 精神障害者の診療を通して生物学的・心理学的・社会学的な見方を習得し、研修者自身の精神保健の向上・維持にも役立てる。
- 具体的到達目標
- 精神と行動の障害に関わる情報を適切に収集するために、基本的な精神 医学的診断面接を行うことができる。
- 精神と行動の障害を系統的に把握するために、精神医学的用語を用いて 精神症状を記述することができる。
- 診断を補助する情報を収集するために、各種の器質的検査(脳波・脳画像・髄液・内分泌検査等)と心理検査(知能・記銘力・性格検査等)を適切に選択し指示することができる。
- 多面的で包括的な精神医学的評価を行うために、収集された情報を的確に分析し生物学的要因・心理学的要因・社会学的要因を統合して考察することができる。
- 広義の精神療法的な対応を行うために、患者とその家族に対して助言・ 保証・説得・カタルシス・暗示などの支持的精神療法を適応できる。
- 一般診療科において遭遇する機会の多い精神障害(うつ病・不安障害・ せん妄・痴呆・アルコール依存症等)の診療を行うために、それぞれの概念・病理・症候・診断・治療・経過等について正確に理解している。
- 統合失調症・双極性感情障害・薬物関連障害・人格障害等の患者を精神科医療に適切に誘導するために、その初期対応が出来る。
- 心理社会的リハビリテーションを促進するために、患者とその家族に対し て適切な心理教育や社会的資源の利用を指導することができる。
- 精神保健福祉法に基づく手続きを正確に理解し、精神障害者の人権を真に尊重した適切な治療処遇を実施できる。

- 精神保健指定医:13名(津久江一郎・下原篤司・小沼杏坪・前岡邦彦・清水賢・岡島和夫・加藤亮・一ノ瀬真琴・前正秀宜・津久江亮大郎・末永貴美・古庄立弥・住吉秀律)
- 精神科七者懇「臨床研修指導医講習会」修了者:5名(小沼杏坪・前岡邦彦・清水賢・岡島和夫・末永貴美)
- 司法精神医療等人材養成研修会を修了した「心神喪失者等治療観察法」の精神保健判定医:3名(小沼杏坪・前岡邦彦・清水賢)、精神保健参与員: 3名
- 広島県精神病院協会倫理審査委員会委員:3名(津久江一郎・魚住徹・小沼杏坪)
- PANSS、DIEPSの判定研修会修了の治験医師:10名

当院の経営理念を反映して、以下のような診療機能などを特徴として挙げられます。精神科医としての専門的な実力を蓄えるには、これらの業務に主体的に関わり、積極的に情報発信していくことが大切です。
- 医療倫理に関する講座:魚住顧問(広島大学名誉教授、脳神経外科学)
- 措置入院患者の比率は他府県の公立病院なみに高いです。ちなみに平成21年1年間の入院患者合計は1024名、疾患別内訳は統合失調症37%、躁うつ病 13%、アルコール関連精神障害26%、薬物関連精神障害7%、その他17%であり、平均在院日数は115日です。したがって、精神保健指定医申請のための適切な症例は充足しています。
- 広島県・市精神科救急システムにおける実地業務:精神保健福祉法上の措置診察、県・市からの委託移送業務ほか
- アルコール関連精神障害の治療:医師・看護師・心理士・作業療法士・PSWによるアルコール治療プロジェクト・チーム(PT)を組み、集団精神療法およびAA・断酒会のミーティングなどのプログラムがあります。
- 薬物関連精神障害の治療:薬物治療PTを組み、集団精神療法、家族教室などを実施しており、特に薬物関連精神障害の患者では、キャッチメント・エリアが広いです。
- 統合失調症の治療:統合失調症治療PTによる心理社会的教育プログラム(集団精神療法)および家族心理教育プログラム、家族会を実施しています。これにより、第2世代抗精神病薬の導入による認知機能改善に見合った治療成績の向上を目指しています。
- 社会的逸脱行動(過食嘔吐・過量服薬・リストカットなど)を示して事例化する境界型人格障害に対する全人間的認知行動療法(小沼)
- 放射線科、内科など他科の医師が常勤しており、身体合併症に対しても適切な診療が提供できます。
- 司法精神医療および司法鑑定業務
- 精神科急性期治療や薬物依存症に関しては、厚生労働省科学研究による各種調査・研究に協力しております。
- 新規抗精神病薬などの治験研究の受託

臨床研修医の募集定員(暫定)・・・1〜3ヵ月間研修を前提とし同時期には2〜3名程度とする。

どの職種の実習のお問合せかをお伝えください。
担当窓口におつなぎいたします。
電話 082-892-1055 (代表)